中古戸建をお客様にご紹介し、ご契約をされてから数日後にお客様から連絡が入り
お困りごとを相談されることがあります。
その中でよくお受けする内容は害虫と害獣について困られていることを相談されます。
中古戸建に関してはマンションと違い、通気性が高い物件が多くあります。
そのことで物件に幾つかある隙間から害虫や害獣が侵入してきます。
これから書くことはお客様に貸し出す前、管理物件を管理している最中に起こったことになります。
それでは害虫・害獣が侵入された事例を幾つか記入していきましょう。
事例1.1階の室内になめくじが大量発生していました。それで床・壁になめくじが
這ってできた透明で粘着性の糊のような道がたくさんできたことがありました。見た目は鼻水が乾いたようでした(-_-;)
事例2.天井裏に激しい足音、どうやら通気口から侵入したねずみが天井を走り回っていました。その音は運動会でしたね(笑)
事例3.2階雨戸の収納スペースに大量の藁とゴミ、よくみると野鳥の羽が...
どうやらなにかしらの野鳥が巣を作り生活をしていたのでしょう。これを掃除するのに
意外と手間が掛かりました。巣の残骸にダニが住みついてましたね。これは参りました(-_-;)
事例4.1階の通気口の格子が壊れて、動物が侵入しているケース。畳と板の間をめくると動物の糞尿があったことがあります。これも掃除するのに時間がかかりました。
事例5 貯水槽に大量に発生したゴキブリが下水管をつたって室内へ侵入していました。
そのことで室内に大量にゴキブリが発生したケース。ストラップがうまく機能してなかったようですね。
それ以外にもたくさんありますがこれくらいにしておきましょうか(*´ω`)
ここで思うことは戸建てが空室になり人間の出入りが無くなるとしばらくして害虫、害獣が建物内に侵入します。
また、人が行き届かない隙間を見つけて、侵入してきます。
これらの事例から侵入を予防するためにどのようにすればよいのでしょうか?
それは侵入されそうな隙間を格子やネットなどで覆うことになります。
普段気しない場所をお伝えすると害虫は換気扇の隙間、エアコンのホース、エアコン穴、ドアホストの隙間からも
侵入してきます。
これらの隙間をガードすることもお勧めします。
それとこまめに室外の雑草を取り除くことや雨が降ったならすぐに乾くように
手入れをすることです。
特に水場をつたってシロアリが侵入し、なめくじは湿ったところに巣をつくります。
できるだけ年に何度か畳を上げて土間を乾燥させることが必要です。
そうすることでシロアリなどの害虫の侵入を予防することができます。
決して、完全でないですが室内の衛生状況は改善します。
中古戸建はマンションに比べて手間の掛かることがあります。
しかし、集合マンションにないメリットが多くあります。
入居する方はこまめなメンテナンスが必要です。それは一戸建を快適に過ごすために必要な作業になります。
私が管理物件の草木を除去したり、手入れすることが一日掛かりになります。
はじめはめんどくさく感じます。しかし、きれいになるにつれて気持ちのよい作業になります。
いろいろ手入れをすると愛着も出てきます。
庭とかお家の清掃はハマると楽しい作業になります。人間が手入れすれば害虫・害獣は寄り付かなくなります。
これだから中古戸建は面白いですね。
今回も最後までお読み頂き、有難うございました。次回も有益な情報をブログで公開致します。