戸建ハンター☆千里乃日記 第49話 カビ臭い家 その対処法

空き家になった古い戸建に入ると
室内に籠もるホコリとカビの臭いを
感じることがよくあります。

長く換気がされていない事が原因一つとなります。
荷物の片付けをしていると
家具の下側にカビが広がるケースを
見かける事がよくあります。

色々と原因があります。
そのような物件によく見られるのが
床下が土になっているお宅が
多くあります。

現在の新築一戸建てではベタ基礎を採用する
住宅が増えています。

しかし昔ながらの戸建は床をめくると
土になっている物件を多く見かけます。

空き家になって時間が経つと室内の
空気の入れ換えをしていないため
結果、家全体に湿気が充満し、カビが発生して
います。

それと私が数多くの戸建を見てきて
カビの臭いが充満する特徴は
幾つかあります。

先ず周辺環境から感じたことを
紹介しましょう。

日当たりが悪い物件
説明するまでもないですね。
雨が降り床下の土が湿気ると乾かず
カビが発生します。

山肌に建つ物件
山は地下に水の流れを持っています。
当然、民家の下にも山から平地に向かって
流れる水脈が存在します。

空き家になり室内の換気を怠ると
カビが発生する場合があります。

室内に目を向けて見ましょう。
室内に木製家具、生活用品(紙、洋服、
布団)など
さまざまな物を空き家に置いている場合、
置いてあるものにカビが発生している建物に
よく出会します。

前の二つで紹介した物件については
環境の問題でまめに戸を開け空気の
入れ換えることが最善の対処法になります。

室内にあるものが原因となるカビは
思い切って不用品を処分することを
お勧めします。

要らないものは捨て、価値のあるものは
自身で保管するか売却した方がよいです。

そうする事で空き家を売却、賃貸する
ことになっても慌てずに済みます。

家は人が住まなくなってから傷み出すと
よく言われます。

それは湿気が原因となるシロアリ被害や
カビによる臭気や色褪せ、多くを腐らせる
ことによるものと考えられます。

今回は相続し住まなくなった空き家、
年に数回しか訪れないセカンドハウスを
持たれる場合、これから古家を所有される方や
いまお持ちで中々建物に行き来出来ない
方に床下からケアすることが
重要であるとお伝えしたいです。

それでは床下の湿気を解消する方法について
書いていきましょう。
ホームセンターなどで天然のゼオライト床下調湿材
あります。
それを敷き詰める方法もあります。

また、竹炭や備長炭などを購入し、
床下に敷くことも効果があります。

床板がカビ臭い場合の対処法として
防カビ剤を配合した水性塗料
塗ることで解消できます。

この場合の注意としてクリア色であれば
木材の色合いを変えることなく
使うことができます。

但し、塗ったばかりの状態は水に
濡れたような色合いです。
乾いても少し濡れたような状態になっています。

このようにカビを防ぐ方法はあります。
コストをかけずにメンテナンスすることをお勧めします。

今回も最後までお読み頂き、誠に有難うございました。
次回も有益な情報をブログで公開致します。

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